糸島市議会 2014-03-20
平成26年 予算特別委員会(第2日) 本文 2014-03-20
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 (午前10時00分 開議)
◯委員長(
谷口一成君)
おはようございます。これより本日の会議を開きます。
昨日に引き続き、平成26年度
一般会計予算を議題といたします。
98ページから134ページ、3款.民生費の説明を求めます。
井上人権福祉部長。
2
◯人権福祉部長(
井上日出海君)
おはようございます。3款.民生費の説明を申し上げます。
予算書の98ページから135ページまでとなります。
民生費の
歳出予算総額は、141億9,838万円となっておりまして、前年度と比べ9億5,635万円、7.2%の増額を計上しております。
予算の主なものを申し上げます。
国民健康保険事業、
介護保険事業、
後期高齢者医療特別会計への繰出金、負担金として34億2,686万円、
障害福祉サービス事業費12億9,074万円、
保育所運営事業費20億2,809万円、
児童手当支給事業費18億4,914万円、
生活保護扶助費18億9,900万円、また、新規事業としましては、
臨時福祉給付金事業並びに事務費2億9,912万円、
市立保育所整備補助金2億2,500万円、引津第2
放課後児童クラブ整備事業費4,773万円、
子育て世帯臨時特例給付金事業並びに事務費1億5,752万円でございます。
以上で説明を終わります。
3
◯委員長(
谷口一成君)
質疑に入ります。質疑ありませんか。
笹栗委員。
4 ◯17番(笹栗純夫君)
民生費につきましては、3項目質疑をいたします。
まず初めでございますけれども、109ページでございます。3款1項、
老人クラブ活動助成事業費でございますが、平成25年度直近の
シニアクラブ認定数は、62行政区中何クラブございますかと。
シニアクラブに加入されている総人数は何名いらっしゃるでしょうか。これが1点目。
もう1つですけれども、話を聞きますと、正式な
シニアクラブはないけれども、あるよというところも聞いております。今あるかどうか知りませんが、もしあれば、そういう正式な
シニアクラブには加入されていないクラブがあれば、なぜ加入されないのか、その原因をつかんであるのか、まずこれからお尋ねいたします。
5
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
6
◯福祉支援課長(中園道也君)
最初の質問でございますが、平成25年度の
シニアクラブは112クラブ、総員で6,487人でございます。
2番目の質問でございます。連合会に加入されていない
単位シニアクラブがあるかということでお答えさせていただきたいと思います。
5クラブございます。この理由としましては、正式ではございませんが、地域行政区でまとまっての対応で動きたいというのが大きい。簡単にいいますと、今までが連合会等で行事が多かった、自分たちがしたいことをできないということで、独自の施策として動きたいというふうに聞いております。
以上でございます。
7
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
8 ◯17番(笹栗純夫君)
その5クラブでございますけれども、地域で動きたいということでございますが、その5クラブに対しては、この補助金及び交付金は対象になっているかどうか。
それと、私も全部、全クラブ掌握したわけではございませんけれども、行政区ごとに
シニアクラブに加入する年齢がどうも異なっているようでございます。いずれにいたしましても、私自身が団塊の世代の最後でございまして、ことし来年で団塊の世代が全部65歳になってしまうんです。役員不足で現場は悩んでいらっしゃいます。そういう行政区が多いのではないかとお聞きするわけですけれども、市がこのように、補助金及び交付金を渡しておるからには、やっぱりかかわってもらわなくちゃいけないと、組織強化について。
組織強化支援対策はどのようにお進めしてあるかどうか、お尋ねをいたします。
9
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
10
◯福祉支援課長(中園道也君)
最初の質問でございますが、補助金につきましては、連合会を通して支払っておる関係上、先ほど申しました5クラブについては補助は出しておりません。
2番目の質問でございます。市として連合会、組織強化、どういう形でしておるのかということでございますが、一応3つございまして、まず1点が、組織強化のために平成24年度から
連合会事務局に常勤の役員を1人配置していただいております。これに対する補助を出しております。
2番目に、校区役員に対します組織強化の
アンケート調査を連合会のほうでされておりますし、いろんな問題がございまして、今後につきましては、112の
単位クラブ、いろんな考え方がございまして、この
単位クラブの実情と意見を聞いて、先ほど話にも出ました、やはり行事が多いとか、そういったものの取りまとめとか、減らせばいいのかという問題等を精査していきたいと、当然、その
単位クラブにつきましても、市の職員が同行できれば、一緒に行きたいというふうに考えております。
3番目ですが、なかなか全国的にもこの
シニアクラブの拡大というのは難しいということで、自分たちもいい考えがございませんので、特に先進地の事例を早急に調査いたしまして、このいい内容がございましたら取り入れていきたいと、平成24年につきましては、
連合会役員と市の職員で行橋市の
老人クラブのほうに1回行っております。その中で、行橋市のほうでは、行政区との連携をされておりまして、なかなかいい考えでございましたので、これにつきましては、平成26年1月31日の
代表行政区長会議の中に
シニアクラブの会長からシニアに対する協力をお願いしたいという旨の話をしてあります。そういったこともありまして、今後この3つの内容を推し進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
11
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
12 ◯17番(笹栗純夫君)
わかりました。平成24年度、陣立てといいますか、役員を常駐されてということで、まだここでどれだけ成果が出たかというのは詰めることはやめます。
次でございますけれども、123ページになります。
児童福祉費の病後
児保育施設管理運営費でございますけれども、委託料の説明のところで、病児病後
児保育事業費で576万3,000円計上されておるんですけれども、ここにはっきり病児て書いてあるので、病児保育も委託されているのかなと、これは昨年9月、私一般質問をしまして、病後児保育について触れたわけでございますけれども、部長からこのように答弁いただきました。
今回、前回9月の補正で──前回というのは9月の補正でお願いしておりますけれども、糸島市
子ども子育て支援事業計画を作成するための基礎数値を把握する目的で
アンケート調査を実施いたします。その中で病後児保育のニーズを把握したいと考えておりますという答弁をいただいておりました。これはそれが反映されての事業になっているんですか、そこからまず。
13
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
14
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
ただいまこの
アンケートにつきましては、その集計分析中でございます。したがいまして、最終的な結果を待ちまして判断することとなりますので、したがいまして、今回の平成26年度の骨格予算には反映をいたしておりません。この予算課目で病児という言葉が入っているではないかということでございましたけれども、これは国、県の補助金のメニューとの整合を図った予算課目の表現とさせていただいておりますので、実際にはまだ平成26年度予算には入れていないという状況でございます。
15
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
16 ◯17番(笹栗純夫君)
私のぬか喜びだったということですね。昨年の予算書も見ましたけど、しっかり病児病後児保育というふうに入っとったわけでございますけれども、その集計結果をぜひ見たいと思います。
次、3番目でございますけれども、127ページでございます。3款2項の
児童福祉費の
母子生活支援施設管理運営費、
通称笹山苑と呼んでおるわけですけれども、に入居をされている方は、
事前説明会のときにお聞きしましたら、8世帯26人との説明をお受けいたしました。許容世帯は16世帯だというふうに聞いておるわけですけれども、なぜ8世帯にとどまっているんですか。そこからお聞きします。
17
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
18
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
冒頭に申しわけございませんけれども、今8世帯26名とおっしゃいましたけれども、8世帯25名でございます。
それで、8世帯にとどまっている理由でございますけれども、施設見学とか、あるいは相談等はございますけれども、やはり実際に施設を見ていただきますと、老朽化が激しいと、あるいはお風呂がまだ、昭和の施設でございまして、共同風呂でございます。こういった理由によりまして、入所までには至らないケースが多いというのが理由でございます。
19
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
20 ◯17番(笹栗純夫君)
今、いみじくも言われましたけれども、お風呂も一番風呂、二番風呂ということで、共同風呂ですよね。たしか私も中には入れないものですから、手前の管理者の方とお話しする程度でございますが、トイレもたしか共同じゃないでしょうか。少しバリアフリーというか、風呂も少しきれいにはなったと思いますけれども、共同利用の環境でございます。今どきトイレ、風呂が共同というのはあんまりな
いっちゃないでしょうかね。改善する計画というのは、全く持ち合わせていないんですか。お尋ねします。
21
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
22
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
御指摘のとおり、この施設につきましては、昭和48年に全面改築を行いまして、約40年がたっているという施設でございます。施設の傷みも激しくございますので、そういった大規模な改修工事が必要であるという認識は持っておりますけれども、今後のこの施設のあり方の中で、総合的にこの件につきましては検討をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
23
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
24 ◯17番(笹栗純夫君)
今、課長から総合的に検討するというのは、もう何回も何回も私聞いてきました。非常に私たち議員を丸め込む常套手段なんですけれども、それには私は負けませんので。
私、いろんな相談を受けているんですけれども、母子家庭がふえ続けています。お子さんの保育は誰がしているのとなると、御両親が育てられている御家庭がかなりあります。そのような御家庭を支援できるような施設にできないかなというのを常々思っています。
先ほど言われたように、財政負担が伴うので、答弁しづらいかと思うんですけれども、私は8世帯にとどまっているということを重く見ておりまして、ソフト的な支援を含めて何らかの対策を打つべきだと思いますが、先ほど3つの、だったかな、それは違うかった、ここのやれ1部屋1
部屋セキュリティーをしっかりせいとかなんとかもありますけれども、ソフト的な支援策というのは何かお考えでしょうか。
25
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
26
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
現在、
子育て支援センターにおきまして、今、委員がおっしゃいますような次世代を担う子供たちが健やかに生まれ育つための事業につきましては実施をしておるところでございます。
したがいまして、この
母子生活支援施設においてこういう事業を行うというのは、ちょっとかなり困難ではなかろうかなというふうに考えているところでございます。(「関連」と呼ぶ者あり)
27
◯委員長(
谷口一成君)
井上委員。
28 ◯19番(井上健作君)
この1点だけ私も思っておったんですが、先ほど課長がおっしゃいましたように、こういう
母子支援施設というのは、県内どれだけありますか。
29
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
30
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
県内13カ所でございます。
31
◯委員長(
谷口一成君)
井上委員。
32 ◯19番(井上健作君)
これは貴重な施設なんですよ。いつ、この
母子支援施設、笹山苑ができましたか。昭和48年に大改築でしょう。創設はいつですか。
33
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
34
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
昭和28年に寮舎として起工を行っております。
35
◯委員長(
谷口一成君)
井上委員。
36 ◯19番(井上健作君)
これは戦後の混乱時期に、その当時の前原町が本当にそういった方々を救うための施設なんです。それで昭和48年に大改築した。しかしながら、その後も水害に遭いました。土砂が流れ込みました。住宅の一部が壊れました。その当時私も見に行って、先ほど
笹栗委員がおっしゃったように、共同風呂なんですよ、現在まで。何で糸島市の、前原町のときにこれほどまでにつくったかという思いを行政がもう少し考えないと。
それと、私もDV関係で視察に行きました。糸島市のこの施設に関しては、DV関係受け入れておりません。この辺の考え方についてはどのようにお考えなんですか。
37
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
38
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
この笹山苑につきましては、DV対応の施設となっておりませんので、実際にDV関係で相談に来られた方につきましては、広域利用と申しまして、他市にあるこのDVの施設のほうに入所の措置をしているという状況でございます。
39
◯委員長(
谷口一成君)
井上委員。
40 ◯19番(井上健作君)
本当に大切な施設ですので、昭和28年にできた、大改築はしたでしょう。それで、16世帯ある。そういった中で、入所を拒む、入りたくても、ああ、あそこやったらと、これが原因であれば、早急に私はこの改築なりをやってほしいという思いですが、市長は答え、行ったことなかろう。ぜひとも私は市長には行っていただきたい。福岡県内にたった13カ所しかない、これほどの大事な支援をやる。
もう1つだけ聞いておきます。子供が幾つまでが制限があるんですか。
41
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
42
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
満18歳まででございます。
43
◯委員長(
谷口一成君)
井上委員。
44 ◯19番(井上健作君)
そうなんです、出なきゃいけないんです。期限があるんです。こういったことをもう少し糸島市としてきちっとした対応をやっていただきたいことを要望しまして、終わります。
45
◯委員長(
谷口一成君)
ほかに質疑ありませんか。伊藤委員。
46 ◯18番(伊藤千代子君)
3款.民生費について質疑をさせていただきます。
102ページから103ページにおける障害者福祉費についてです。
糸島市における障がい者の福祉費が15億4,100万円出ています。この予算の中で、およそ5割ですかね、は財源としては国、県になっておりますが、糸島市が対象としている障がい者の状況について、まずお知らせを願います。
47
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
48
◯福祉支援課長(中園道也君)
平成26年1月末現在で説明させていただきます。
まず、身体障がい者が4,264人、知的障がい者が646人、精神障がい者の方が425人、難病患者の方が668人、合計しますと6,008人の方がこの手帳といいますか、そういうものをもらってあります。
以上でございます。
49
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
50 ◯18番(伊藤千代子君)
糸島市の事務としては、手帳の発行とか相談業務とか、たくさんあるとは思いますが、やはりその次のページの105ページの扶助費にかかわるんですけれども、特に障がいの早期発見、適切な治療、そして、生き生きと働ける場の提供、また高齢化した場合のついの住みかとか、障がい者問題に関しては産まれてから亡くなるまでの温かい支援が必要になると思います。その中で、この105ページにあります扶助費というところの中で、就労継続支援というのが2億9,600万円ありますが、これについて目的、またその内容について御説明を願います。
51
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
52
◯福祉支援課長(中園道也君)
この事業につきましては、就労継続支援B型といいまして、障がいの方で特に社会的な就労ができない方を対象としまして、その就労及び知的向上のための訓練を行う施設でございます。現在、20事業所がこれに取り組まれております。
以上でございます。
53
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
54 ◯18番(伊藤千代子君)
わかりました。
市役所だとか、例えば一般の企業とかで障がいのある方々を雇用するように法律でもなっておりますが、そういう雇用、そういうところで雇用できない、働くことができない方々のための作業所等が計20カ所あるわけですけれども、今そういうところでよくバスなどに乗って元気に通っていらっしゃる方々を見たりとかするわけなんですけど、非常にやはりそういう場所があってよかったという声をお聞きするんですが、現在、作業所等で障がい者の方々がどの程度、今、糸島ではこの支援を受けて働いていらっしゃるのか伺います。
55
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
56
◯福祉支援課長(中園道也君)
現在144名の方が利用をされております。
57
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
58 ◯18番(伊藤千代子君)
わかりました。
それから、働く場とともに、その後の親なき後の障がい者の方たちのついの住みかをどうするのかという点で、最近ではグループホーム等が各地にできています。そこで、この105ページの予算の中で、共同生活援助、あるいは共同生活介護等がグループホームの予算になるのではないかと思うんですけれども、これはどのような形で経営体に援助を、支援をするような制度になっているんですか。
59
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
60
◯福祉支援課長(中園道也君)
先ほど委員が言われました共同生活援助、これはグループホームのことで、共同生活介護がケアホームでございます。平成26年度からこの2つが一緒に統合はされます。どういった支援をしておるかといいますのは、利用されている方に対して、その人数、日数等につきまして国、県、市が補助をしております。また、利用されております入所の方につきまして、所得制限がございますが、1カ月1万円を給付しております。
以上でございます。
61
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
62 ◯18番(伊藤千代子君)
グループホームに入所してある方で、やっぱり非常に親御さんを亡くされて知的障がいを持ってある方がそうやって見守りの中で暮らしていかれているというのを私も見ると、本当にこのグループホームが大事だなということを感じるわけなんですけれども、その入所してある障がい者の方に対する支援が月1万円というのはわかりましたが、経営体である、グループホームを経営しているところが、やはりきちんとした経営が行われないと、まさか、めったにないとでしょうけれども、破綻したりした場合は大変ですよね。ですから、そういうところに対するちゃんとした支援というのはどのような形で行われているんですか。
63
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
64
◯福祉支援課長(中園道也君)
施設に対する費用でございますが、その方によって単価が変わりますので、一概には言えないですけれども、ちょっと今単価表を持っておりませんが、入所する本人の食事等は当然自分で出していただきますが、そこにおられます、常駐されております係員等の日当及びその施設の運営費用を県、国、市が払っておると思っています。
65
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
66 ◯18番(伊藤千代子君)
先ほど働く場の問題のときに、作業所が20ほどあるお話をされましたけれども、このグループホーム等に関しては、今整備は何カ所ぐらいされているんでしょうか。そして、今後も整備がされていく見通しがこの来年度の予算の中であるのかということを伺います。
67
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
68
◯福祉支援課長(中園道也君)
現在、グループホーム、ケアホームの数は5カ所でございます。今後のグループホーム等の設置につきましては、平成26年度に障がい者福祉計画を検討、見直しを行います。その中で、今後のグループホームの数等の検討をさせていただきたい。
今、要望が上がっておりますのが、3地区から建てたいという要望があっております。
以上でございます。
69
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
70 ◯18番(伊藤千代子君)
わかりました。
それから、最後に、この件では、要望に対して充足率というか、やはり障がい者団体などの催しなどに行きますと、障がい者の高齢化の中で、やはり親なき後の障がい者の生活を心配する声というのは非常に切実なんですけれども、今、来年度もそうやって新しく建てていきたいという要望があっているということを今聞いてよかったなと思うんですが、充足率的にはまだまだ非常に課題があるというふうに思っていらっしゃるのでしょうか。
71
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
72
◯福祉支援課長(中園道也君)
平成23年度につくりました福祉計画の中にも、このグループホームにつきましては、市が全面的に出て応援するということも記載されておりますので、今後についてもそういった考えになるかと思います。
73
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
74 ◯18番(伊藤千代子君)
では次に、106ページ、107ページの老人福祉費なんですけれども、この間、一般質問でも高齢化に関する質問が出ておりましたけれど、今、糸島市がこの老人福祉費26億5,500万円の中で、市が対象としている高齢者というのはどのようになっていますか。
75
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
76
◯福祉支援課長(中園道也君)
平成25年度の高齢者につきまして説明させていただきます。
平成25年度におきまして、高齢者人口につきましては、2万3,467人、高齢化率でいいますと23.4%でございます。特にひとり暮らしの高齢者でございますが、4,431人、夫婦のみの世帯というのが4,724人ということで、右肩上がりで上がっているという現状でございます。
77
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
78 ◯18番(伊藤千代子君)
今、障がい者関係と高齢者の関係の福祉支援は1つの課で行われていますけれども、そこでの対応する職員の体制は、関連してどうなっているかをお尋ねしたいと思います。
79
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
80
◯福祉支援課長(中園道也君)
現在、福祉支援課の職員数でございますが、嘱託職員もあわせまして21名を置いております。高齢につきましては4人の職員と1人の嘱託職員を置いて、5名で今現在事務を進めております。
以上です。
81
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
82 ◯18番(伊藤千代子君)
それでは、107ページの上のほうに、これは107ページの19節の糸島市手をつなぐ親の会の補助金9万3,000円というのがありますが、これは、会員数はどれくらいになっているのかとか、どのようなことをされているかというのが、もしおわかりならお知らせを願います。
83
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
84
◯福祉支援課長(中園道也君)
ちょっと会員数は、多分200前後であったと思います。それとあと、協賛といいまして、先生方等が参加されます分、合計しますと450人程度おられます。
どういった活動をしておるかといいますのが、手をつなぐ親の会としましては、子供さんたち、障がいを持ってある子供、知的障がいであり、また、身体障がいの子供もあわせた対応をされておると、そういった子供たちのための勉強会とか、1つは、学校に行くための送迎の支援とか、そういったことをされております。
以上でございます。
85
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
86 ◯18番(伊藤千代子君)
それでは、その上に、今おっしゃったのは、この9万3,000円の補助金で200人を超える会員の方たちがさまざまな活動をしているということなんですけれども、上にある身体障がい者の福祉協会のほうの96万円の補助金のほうの団体のほうでは、同じように、どのような活動とか組織になっているかがわかれば、お知らせ願います。
87
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
88
◯福祉支援課長(中園道也君)
済みません。正確な数字ではございませんが、会員は800人ほどおられます。
内容につきましては、身体障がい者、本人さんたちの協議会でございまして、自分たちの交流とか、あと、やはり先ほど言いましたように研修会を開かれています。
また、この協会の中の役員さんたちが身体障がいのある方の相談として、毎月1回相談日というものを決められまして、障がい者が障がい者の相談を受けるというような事業もされております。
以上でございます。
89
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
90 ◯18番(伊藤千代子君)
今これをお尋ねしたのは、今のような活動をもっとさらに活発にやっていくことを御支援いただければと思ってお尋ねをしました。
それから、113ページになるんですけれども、ここの人権・同和対策費の同和対策助成事業費で、部落解放同盟糸島市協議会の補助金が944万3,000円出ておりますが、これは合併した当時から補助金の額が変わっていないような気がするんですけれども、それは実際、事実はいかがでしょうか。それから、その理由を伺います。
91
◯委員長(
谷口一成君)
平野人権・男女共同参画推進課長。
92 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)
解放同盟への補助金につきましては、合併当時から5%ということで削減はさせていただいております。
以上です。
93
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
94 ◯18番(伊藤千代子君)
ただ、昨年度も同じ額ではなかったでしょうかね。それからここの会員数と、それから944万円というのは、先ほどの障がい者団体等に比べたら非常に金額の大きな補助金で、10年たてば1億円近くなるわけですよね。ですから、会員数とか、どのような活動内容をしているかについてお知らせを願います。
95
◯委員長(
谷口一成君)
平野人権・男女共同参画推進課長。
96 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)
会員数につきましては、平成25年度で280世帯ということでお聞きしております。
それから、活動につきましては、この活動につきましては、同和地区の人たちが部落差別を初めとするあらゆる差別をなくすための活動ということでされていまして、人権・同和問題解決のための各種相談事業や学習会、研修会等の開催、それから、人権・同和問題の解決のための教育啓発の取り組みなどを行ってあります。それから、市が行っている人権・同和問題啓発の支援等も行っていただいているところでございます。
以上です。
97
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
98 ◯18番(伊藤千代子君)
以前、この補助金の中から、補助金を含めて活動費がここの予算の決算のほとんどが市の補助金に頼っていた状況がありましたけれども、今も役員の活動費はこの中から多額のお金が支出をされているのかどうかなどについては、きちんと把握をしていらっしゃいますか。
99
◯委員長(
谷口一成君)
平野課長。
100 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)
解放同盟のほうから実績報告ということで決算書をいただいておりますので、把握はしております。
以上です。
101
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
102 ◯18番(伊藤千代子君)
そして、それについて市のほうで部落解放同盟と一緒に検討をされたことがありますか。というのは、平成13年度で国は同和事業を終結しました。そして、一昨年の平成24年度決算の中でもお聞きしましたところ、部落差別の事象の報告は一件もありませんでした。そういう中で、毎年この金額を部落解放同盟に支出することについては、やっぱり市民の中からも疑問の声も出ておりますが、そういう観点から見て、この団体とこの補助金について検討をした上で、また来年度の予算が、同じ額が出たんでしょうか。
103
◯委員長(
谷口一成君)
平野課長。
104 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)
糸島市では、部落差別ということで近年というか、平成24年、平成25年についてはあっておりません。ただ、この差別事象が発生していないということにつきましては、行政、それと解放同盟とか関係団体等が取り組んできた成果だと私たちのほうでは考えております。
それから、補助金の分につきましては、協議は行いながら、この額については市として必要であるかどうかというのは判断をさせていただいております。
以上です。
105
◯委員長(
谷口一成君)
ほかに質疑ありませんか。松月委員。
106 ◯9番(松月よし子君)
2項.
児童福祉費、119ページ、1目.児童福祉総務費の中の障害児等療育事業費についてお伺いをいたします。
この療育事業がどのように行われているのかを伺います。
107
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
108
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
この療育事業の概要を申し上げますけれども、現在、志摩のふれあい健康福祉センターでございますけれども、におきまして、コミュニケーション発達や、あるいは知的発達に心配があられるお子さんを対象といたしまして、臨床心理士による個別訓練、あるいは育児療育の方向性に関する相談等を行っております。また、運動発達に心配があられるお子さんや身体障がいがあられるお子さんを対象といたしまして、作業療法士、理学療法士等による個別訓練、さらには、さまざまな保護者の方からの相談等を行っているところでございます。
109
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
110 ◯9番(松月よし子君)
それでは、利用者の状況についてお伺いをいたします。
111
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
112
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
直近の平成24年度の決算状況で報告したいと思います。
まず、身体個別療育でいいますと、登録者数が47組、延べの利用人数といたしましては259名でございました。それから知的の個別療育といたしましては、同じく登録人数が43組、延べの利用人数といたしましては298名という実績でございます。
113
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
114 ◯9番(松月よし子君)
今の実数によりまして、年間に1組が何日通っていることになりますか。
115
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
116
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
ただいまの数字を計算いたしますと、おおむね5回から6回程度でございます。
117
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
118 ◯9番(松月よし子君)
年間に5回から6回ということですね。ということは、やっぱり療育事業というのは継続ということが非常に必要なわけですけれども、今のこの年に5回から6回の療育事業でどのくらいの効果があるのかということをお伺いしたいと思います。
119
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
120
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
効果ということになりますと、非常に答弁難しゅうございますけれども、確かに少ない人もおられますし、多い方は月に1回の方もおられますので、今後この回数につきましては、
子育て支援センターの充実とあわせまして充実をしていきたいという考えを持っておるところでございます。
121
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
122 ◯9番(松月よし子君)
効果というのはなかなか私も厳しい質疑をしてしまったかもしれませんが、じゃ、糸島市として療育事業のあるべき姿をどのように捉えておられるかというところをお伺いしたいと思います。
123
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
124
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
やはり知的療育にせよ、あるいは身体療育にせよ、やはり保護者の方が、お子さんたちがきちんと成長をして自立していけるようにというのが保護者にとっての共通の願いであるというふうに思っております。そういったところを行政としてできる限りサポートをさせていただきたい、ここを根底に今後、療育事業の充実を図っていきたいというふうに考えているところでございます。
125
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
126 ◯9番(松月よし子君)
その辺の充実ということで、継続というところも一つの大きな点であるということをぜひお考えいただきながら、平成25年度の予算は非常に小さい数字でございますが、14万3,000円の予算増になっております。この点につきまして何か改善点があったのかどうか、お伺いをいたします。
127
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
128
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
前年度、平成25年度と比較しまして、大きな増はございません。
129
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
130 ◯9番(松月よし子君)
それでは、この点につきまして、今、小さい数字で予算増が少しなっていますが、改善点があったのかどうかという質疑をしたんですが、この改善点等がもしあったとしたとき、利用者に意見を聞くシステム、例えば
アンケートをとったり、満足度調査をしたりとか、そういうことをなさっているのかどうか、お伺いいたします。
131
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
132
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
日ごろから利用者の方の御意見でありますとか御要望等はお聞きをしておりますので、特に今まで
アンケート調査というのは行ったことはございませんけれども、やはり今後療育事業がよりよい運営をしていくためには、今後は
アンケート調査をやっていきたいというふうに考えます。
133
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
134 ◯9番(松月よし子君)
それでは、次に入ります。
2項.
児童福祉費、126ページ、5目.母子福祉施設費、先ほど
笹栗委員と
井上委員がとても大事な質疑をなさいましたけれども、ちょっと違う観点から、私、質疑をさせていただこうと思っております。
母子生活支援施設管理運営費でございます。施設の目的について、お伺いをいたします。
135
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
136
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
この
母子生活支援施設の設置の趣旨目的でございますけれども、配偶者のない女子及びその者の看護すべき児童を保護するとともに、これらの方々の自立の促進のために、その生活を支援するということを目的として設置をさせていただいておるところでございます。
137
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
138 ◯9番(松月よし子君)
今の自立の促進というところが、私たち女性にとっては非常に大切なことだと思っております。女性の自立支援という点については、この施設は非常に大切という観点から質疑をいたします。
母子家庭は糸島市内に何件ございますか。
139
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
140
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
おおむね1,000世帯程度と考えております。
141
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
142 ◯9番(松月よし子君)
1,000世帯ですね。
それでは、ちょっとまたもとに戻りますが、施設として、先ほど古い建物であるということで答弁いただいておりますが、今回、修繕料として28万円が計上されておりますが、この修繕料としてこれで不足をしていないのかどうか、お伺いをいたします。
143
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
144
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、かなりもともとこの施設が老朽化が著しい施設でございますので、これで足るかと言われれば厳しい面がございますけれども、まず当面この生活をしていただくに当たって必要な修繕料を計上させていただいているというところでございます。
145
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
146 ◯9番(松月よし子君)
今この
母子生活支援施設というのは、子ども課の立場から答弁いただいたりしておりますけれども、女性の自立支援という意味で非常に大切な施設だと思っております。自立して、自信があって退所の方はどのくらいおられるかどうか、お伺いいたします。
147
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
148
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
退所者の推移を申し上げます。
平成23年度から申し上げます。平成23年度8世帯、それから平成24年度3世帯、本年度はまだゼロでございます。
149
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
150 ◯9番(松月よし子君)
その後は自立をしておられると考えますけれども、子供が育つ環境であったり、子供からの立場からいうと、そのような環境を整えるということもあると思いますが、男女共同参画の立場から女性の自立支援という意味では、この辺の横断的な取り組みというのは非常に大事じゃないかと思っておりますが、男女共同参画の立場から女性の自立支援というところではどんなふうにお考えか、は答弁無理かな。じゃ、いいです。
それでは、自立されて、その他のフォロー体制についてお伺いをいたします。
151
◯委員長(
谷口一成君)
井手課長。
152
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
ただいまの御質問は、退所者の方に対するアフターケアの御質問ということで答弁をさせていただきます。
退所されるときには、いつでも相談できる場所、頼れる場所といたしまして、当然笹山苑、また、子ども課のほうでは家庭児童相談室を設けておりますので、少しでも不安を軽減するために、こういったいつでも家庭児童相談員のほうに御相談をくださいということで申し添えております。
それから、その後に、退所をされるときにも言っているんですけれども、毎年12月に餅つき交流会というのを開いております。このときに、退所された方に対して親子での参加の御案内をしておりますので、そのときに最近いかがですかというような、現状での家庭状況というのを把握させていただいているところでございます。
153
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
154 ◯9番(松月よし子君)
それでは、これで終わりますが、そういう意味で、
笹栗委員、
井上委員がおっしゃったように、重要な施設であるということにつけ加えまして、女性の自立支援という意味でも大切な施設だと思っております。
これで終わります。
155
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
156 ◯5番(柳 明夫君)
質問させていただきます。
私は、117ページの3款.民生費、1項.社会福祉費の9目.臨時福祉給付金給付事業費と、それから、恐らく一体のものになると思うんですけれども、131ページの民生費、2項.
児童福祉費、11目.子育て世帯臨時特例給付金給付事業費について質問させていただきます。
まず、この支給対象と対象者の数、これを教えていただけませんか。
157
◯委員長(
谷口一成君)
中園福祉支援課長。
158
◯福祉支援課長(中園道也君)
それでは、臨時福祉給付金のほうで説明させていただきます。
対象者は、平成26年度分市町村民税均等割が課税されていない方、なおかつ、糸島市としましては、平成26年1月1日に糸島市に住民票がある方、それで、御自身が扶養されている方が課税されていない、または生活保護を受けていない方が対象でございます。
実際の対象者でございますが、現在、約2万2,000人を考えております。
以上でございます。
159
◯委員長(
谷口一成君)
井手子ども課長。
160
◯子ども課長(
井手洋一郎君)
続きまして、この子育て世帯の臨時特例給付金でございますけれども、まず支給対象者といたしましては、基準日、これは平成26年の1月1日でございますけれども、における平成26年の1月分の児童手当の受給者であって、その平成25年、去年の所得が児童手当の所得制限額に満たない方を対象としているところでございます。
それから、対象者でございますけれども、この支給対象の児童数といたしましては1万4,117名を見込んでおるところでございます。
161
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
162 ◯5番(柳 明夫君)
この臨時福祉給付費の対象者の数なんですが、今おっしゃったこの均等割非課税ということになりますね。
それで、きのう私、税務課のほうに質問いたしますと、いわゆる非課税の人数、均等割非課税が3万8,000人というお答えがあったんですが、この2万2,000人というお答えと大分ずれがあるんですが、これはどういうことなのでしょうか。
163
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
164
◯福祉支援課長(中園道也君)
先ほど2番目に言いました御自身が扶養されている方が課税の場合、何を言いたいのかといいますと、例えば奥さん、奥さんは非課税であっても御主人の扶養されておりますので、この方については対象外になります。
先ほど委員が3万8,000人といわれたものは非課税の方であり、扶養等のあれが入っておりませんので、扶養を入れますと、そういった形、2万2,000人に下がるということでございます。
165
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
166 ◯5番(柳 明夫君)
その点はわかりました。
それから、生活保護を受けていない方という条件がございますね。それ、ちょっと御説明いただけますか。生活保護者というのは一番増税の影響を受けると思うんですけれども、生活保護世帯には特にこういうふうな増税後の支援の措置はないのかということも含めて、ちょっと私よくわからない点がありますので、お伺いいたします。
167
◯委員長(
谷口一成君)
山崎保護援護課長。
168 ◯保護援護課長(山崎義人君)
生活保護を受けてある方につきましては、本年4月から基準額が上がりますので、その分でカバーをしていただくということになります。
169
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
170 ◯5番(柳 明夫君)
わかりました。
それから、金額ですけれども、これは1人1万円ということでよろしいわけですね。
171
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
172
◯福祉支援課長(中園道也君)
1万円でございますが、付加といいまして、加算がございます。この加算につきましては、対象者であり、なおかつ老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族年金等をもらってある方については5,000円が別につきますので、1万5,000円になるということでございます。
173
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
174 ◯5番(柳 明夫君)
了解いたしました。
それでは、この事業は、これは本人の申請ということになりますね。受け付けはいつから始まって、受給はいつ始まるのか、それから、この受給の終了といいますか、期限があると思います。それはいつになるのか、お知らせいただきたいと思います。
175
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
176
◯福祉支援課長(中園道也君)
まず申請日でございますが、申請はこのシステムといいますのが、税というので動いておりまして、平成26年度の税の確定が6月10日が確定します。それ以降という形になりますので、福岡都市圏との協議をした中で、7月1日から始めたいと、申請を受け付けますよということでございます。
それから、一応3カ月を今現在は予定をしております。
以上でございます。
177
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
178 ◯5番(柳 明夫君)
そうしますと、7月1日から受け付けて、7、8、9、この3カ月の間に受給の申請をしなければ受けられないということになりますか。
179
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
180
◯福祉支援課長(中園道也君)
委員がおっしゃるとおり、3カ月の中でもし仮に申請しなければ、よほどの理由等が、例えば、海外とか行っとったとか、いろんな、やむを得ない理由がない限りはそういう形になります。
181
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
182 ◯5番(柳 明夫君)
そうしますと、該当する、今2万2,000人という、あるいは児童の保護については1万4,000人というお答えがありましたけれども、申請ですので、受給資格がありながら、結局、その申請期間に間に合わないという方が結構出ることも考えられるわけですね。
先ほどの同僚議員の質問の中で、ひとり暮らしの老人が4,400人ほどいらっしゃるというお話もありました。特にこういう方々、足腰もよくないし、交通手段も非常にお持ちでない方もいらっしゃいますので、そういう申請漏れというものが出てくる可能性があると思うんですが、そのあたりの対策はどのようにお考えでいらっしゃいますか。
183
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
184
◯福祉支援課長(中園道也君)
まず、申請者と思われる方、申請者だとは言われませんけれども、思われる方につきましては、電算処理上把握できますので、その方たちには7月1日事前に申請書を送らせていただきます。
それから、申請が出てこなかった場合がございますので、一応今考えておりますのが、8月末において申請が出ない方については再通知をさせていただくというふうに考えております。
特に高齢者の配慮ということがございますので、例えば出前講座であったり、いろんなところでの調整をさせていただきたいということもありますし、今考えておるのは、各15校区の公民館、その申請のぐあいを見まして、するかどうかまだ決定はされておりませんが、15校区公民館も視野に入れて今後考えていきたいというふうに考えております。
それと、受け付けにつきましては、本庁の大きい501会議室及び二丈・志摩支所で受けられるようにしております。
先ほど3カ月間にできるのかというとをちょっと言われましたが、これはあくまでもまだ予定でございまして、そういった3カ月間で足りるのかという判断がまだちょっと協議されております。一応予定は3カ月でございますが、延ばすという考え方も考えておりますので、これは確定ではないと御理解していただきたいと思います。
185
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
186 ◯5番(柳 明夫君)
3カ月間を延ばすという可能性もあるというお話で、それは本当にこういうものは消費税増税による影響というのはかなり大きいものがあると思いますので、ぜひ柔軟に対応していただきたいというふうに思います。
それから、この給付の事務なんですけれども、これは予算書には嘱託員、あるいは臨時職員、これが計上されているわけですね。嘱託員の場合は報酬が、これは嘱託員ですね、たしか共済のほうで計上がありましたし、臨時職員のほうも賃金という形で計上がありました。特にこの臨時職員ですけれども、これはどのような形で、募るといいますか、例えば派遣会社にプロポーザルでかけるのか、あるいは個々に募集するのか、どのような形でこれは雇うんでしょうか。
187
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
188
◯福祉支援課長(中園道也君)
基本的には、現在、登録されております職員の中から選ばせてもらいたいというふうに考えております。期間がそんなに長くございませんので、長くて4カ月、2カ月、3カ月の場合がございますので、今現在、人事課のほうに登録されている方から選ばせていただきたいというふうに今考えております。
189
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
190 ◯5番(柳 明夫君)
そうしますと、現在登録している、既存の臨時職員という中から選定していくといいますか、希望もとったりとか、そういう形になるわけですね。
もう1つ、職員の交通費等も計上されているわけですね。ですから、これ全て臨時の職員等に任せるというわけにはいかないだろうというふうに市もお考えだろうと、特に所得が非課税であるかどうかとか、そういういわゆる守秘義務にもかかわる問題があると思うんですね。その点で、市のほうも大変な業務になると思うんですが、市の責任というのもあると思います。臨時職員任せにはできないと思うんですが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。
191
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
192
◯福祉支援課長(中園道也君)
基本的には、主幹といって係長クラスの職員を1人置きますので、その方、当然課長もおりますし、補佐もおりますので、そのメンバーで臨時職員等の管理をしていくと。
本来、もともとのデータというのは電算上で対応するように今動かしておりますので、この臨時職員がされる内容というのは受け付けで、正確な受け付けができているのか、不備があれば、その不備の内容を修正していただくという業務をしていただくというふうに考えております。
193
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
194 ◯5番(柳 明夫君)
これで、あと1つで私の質問を終わらせていただきますけれども、いろいろとほかの自治体の対応を見てみますと、現金給付ですね、現金を給付する場合は、市の正規の職員が行うという自治体もあるようですけれども、糸島市としてはどのようにお考えでしょうか。
195
◯委員長(
谷口一成君)
中園課長。
196
◯福祉支援課長(中園道也君)
給付につきましては、口座振り込みというのが基本になります。これにつきましては、今考えておりますのが、うちの基幹……、電算会社がBCCというところがございまして、そこにデータ打ち込みというのを今考えさせてもらっております。
ですから、基本的に打ち込み等については臨時職員等がしないという形になります。そのデータをもとに振り込みを早急にさせていただきたいというふうに考えています。
以上です。(「なし」と呼ぶ者あり)
197
◯委員長(
谷口一成君)
これで3款.民生費を終わります。
ここでしばらく休憩いたします。
なお、再開は11時10分といたします。
(午前10時58分 休憩)
(午前11時10分 再開)
198
◯委員長(
谷口一成君)
会議を再開いたします。
134ページから152ページ、4款.衛生費の説明を求めます。宗健康づくり担当部長。
199 ◯健康づくり担当部長(宗 哲夫君)
衛生費の御説明を申し上げます。
予算書では134ページから153ページまでとなっております。
予算額は28億5,129万7,000円で、構成比は8.9%でございます。この款は、市民の健康増進事業や予防接種事業、救急医療対策事業などの保健費に8億4,523万2,000円、
火葬場管理運営費や上水道事業補助金などの衛生費に3億7,894万2,000円、じん芥収集費やごみ焼却施設管理運営費、し尿処理施設管理運営費などの清掃費に16億2,712万3,000円を計上しております。
本年も引き続き、「みずからの健康はみずからで守る」を基本理念のもと、市民の健康づくりを推進するとともに、ごみ減量化、じん芥収集やごみ処理など、安全確実に事業を進めてまいります。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほうお願い申し上げます。
200
◯委員長(
谷口一成君)
質疑に入ります。質疑ありませんか。
笹栗委員。
201 ◯17番(笹栗純夫君)
139ページでございますけれども、母子保健事業費の妊婦歯科健診委託でございます。
まず、1点目でございますけれども、この事業については、実施計画書でも拝見いたしましたけれども、平成25年度からの新規事業で、こちらに書いてある資料によりますと、12月末現在で123人が健診を受診されていらっしゃいます。この123名というのは、母子手帳交付者の何%が受診されたことになりますか。
202
◯委員長(
谷口一成君)
松永健康づくり課長。
203 ◯健康づくり課長(松永伸英君)
現在、2月末の数字が出ておりますので、その部分でお答えをさせていただきたいと思います。
154名の方が受診されております。母子手帳の交付者数が718人でございますので、受診率といたしましては21.4%というような状況になっております。なお、他市町の平均が大体、実施しておるところで17.6%というような状況で少し高い受診率というような状況でございます。
204
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
205 ◯17番(笹栗純夫君)
課長の答弁で先手越されまして、21.4%って少ないねと言おうと思ったら、17.6%よりも高いからうちはいいんだというような、いいとは言いんしゃれんやったですね。
それで、市が助成しているのは1回限りですよね。その受診で問題ありと指摘された母親に対して、歯科医師会から何らかのフィードバックがあっているのか。普通、特定健診にしたときに通知が来ますよね。それと同じような形でフィードバックがあっているのか。また、母親に対する何か1回は無料だけども、その後は個人負担がかかってくるわけですよ。そういうこともあって、なかなか難しいとは思うんですけれども、母親に対するケアはどのようにされているでしょうか。
206
◯委員長(
谷口一成君)
松永課長。
207 ◯健康づくり課長(松永伸英君)
歯科医師会からのフィードバックということにつきましては、後のフォローというのはございませんけれども、治療が必要な方につきましては、その健診の場におきまして受診の勧奨を行っておるところでございます。また、母親に対しますケアにつきましては、御本人の妊娠中の体調とか、あるいは流産されるというような方もいらっしゃいまして、その辺配慮を要する部分がございますので、市から特に積極的なケアというような形は現在は行っておりません。
208
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
209 ◯17番(笹栗純夫君)
当然、今、課長御答弁いただいたように、歯医者さんのほうからその治療をしたときに、いろんなアドバイスは当然ありますよね。継続して治療なさったがいいですよということも当然おっしゃると思うんですけれども、私はきちっと書面、特定健診と同じように書面あたりできちっと本人に要観察とか、要診察とかいろいろランクがあるじゃないですか。あれと同じような形で、やっぱり形に残すようなシステムをとられたがいいと思うんですけれども、いかがですか。
210
◯委員長(
谷口一成君)
松永課長。
211 ◯健康づくり課長(松永伸英君)
今の御質疑の分でございますけれども、健診後に歯科医師会のほうから御本人に、そういった結果のほうの通知はさせていただいております。
212
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
213 ◯17番(笹栗純夫君)
最後でございますけれども、たまたまそのときに異常なしと言われた母親についても、また気をつけたほうがよいと言われたお母さんも、その後のケアがやっぱり大事になるわけでございまして、こういう新規事業に取り組まれたというのは、金額的にそう多額ではございませんけれども、非常に重要な事業だと私は思っているんですよ。市として、歯科医師会にお願いしたというだけじゃなくて、今後、市としてどのような受診率向上対策、特定健診ではございませんけれども、これについても21.4%で甘んじることなく、市としてどのような今後支援をしていかれるおつもりか、お聞かせください。
214
◯委員長(
谷口一成君)
松永課長。
215 ◯健康づくり課長(松永伸英君)
受診券につきましては、母子手帳交付時に直接手渡すというような形で、その時点で御本人に受診のほうの勧めを行っておりますけれども、そういった部分につきましても、引き続き強化して御説明をさせていただきたいと思っております。
また、出産後におきまして、乳幼児の10カ月健診、このときは子供さんの歯が生え始める時期になります。このときに、子供さんの歯だけでなくて、母親の歯科口腔につきましても、非常に大事であるというようなことを保健師、助産師、管理栄養士のほうから指導をしておるような状況でございます。
また、その後につきましても、1歳半健診、あるいは3カ月健診におきましても、子供さんの歯の大切さと同様に、母親の歯の大切さにつきましても御説明をさせていただいているというような状況でございます。
216
◯委員長(
谷口一成君)
笹栗委員。
217 ◯17番(笹栗純夫君)
これで、このところは最後でございますけれども、先ほど私、数字にこだわるんですけれども、21.4%、この数字は他の自治体、先進自治体からするといいほうだと思ってあるのか、これからさらに718の母子手帳を渡されているわけですから、これはやっぱり上げるべきだと私は思うんですけれども、そういう強化の働きをなさるおつもりかどうかを聞いて終わります。
218
◯委員長(
谷口一成君)
松永課長。
219 ◯健康づくり課長(松永伸英君)
現在、受診率のほうは21.4%でございまして、本年度、平成25年度に委員が言われますように、新規事業で始めたというようなこともありますが、今後、これを進めていく中で、さらに特定健診と同様な形の考えを持っておりまして、受診率につきましてはさらに上げていくような形で取り組みをしていきたいというふうに思っております。
220
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
221 ◯18番(伊藤千代子君)
4款.衛生費を質疑させていただきます。
まず、147ページです。この147ページの上のほうの段に職員手当等ということで、これは2,600万円の予算が計上してありますが、これについては何人分の職員が計上してあるのかということと、これは、これから後ろに載っておりますじん芥処理だとか、さまざまなこの後の業務についている職員の人件費を書かれているのかを伺います。
222
◯委員長(
谷口一成君)
田浦総務部長。
223 ◯総務部長(田浦晃幹君)
人件費の計上については後ほど答弁をさせていただきます。
224
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
225 ◯18番(伊藤千代子君)
それでは、次に同じく147ページ、じん芥収集費というのが5億457万円計上してあります。じん芥収集は、全総額13億円の中で、国県の補助が全くない、非常に大きな多額の予算になっているわけなんですけれども、まずその中で、一般ごみの収集運搬委託が4億5,352万9,000円出ています。これは昨年よりもどの程度の増額になったのかということ、そして、委託業者に関しましては、現在、随意契約になっておりますが、この随意契約はそれぞれどのようになっているのか、どういう会社に幾らで委託をする予定になっているのかを伺います。
226
◯委員長(
谷口一成君)
宗生活環境課長。
227 ◯生活環境課長(宗 真司君)
まず、平成26年度のごみの収集運搬委託料でございますけれども、この分につきましては、市内の世帯数の増加率をもとに、平成25年度の予算に対しまして0.7%の増、月平均で3万4,511世帯分、対前年比で243世帯の増、並びに消費税の改定分を見込みまして要求させていただいているところでございます。
それから、委託先の収集運搬業者でございますけれども、これにつきましては、平成26年度につきましては現在、4月1日契約に向けて手続を進めておるところでございますけれども、平成25年4月1日契約分で説明をさせていただきますと、まず、環境技研、それから糸島環境開発、志摩環境開発、それから二丈環境整備センターに委託しております。この4社に委託しております。
並びに、それぞれの委託額ということでございますけれども、全体の世帯数の増等を見込みまして、委託費は計上させていただいております。平成26年度分につきましては、各社ごとの委託費というのは算定しておりませんので、24年決算額で御報告させていただきたいと思っております。
平成24年度の決算額で環境技研が2億3,008万円、糸島環境開発が7,504万円、志摩環境開発が6,790万円、二丈環境整備センターが5,464万円となっております。
228
◯委員長(
谷口一成君)
田浦総務部長。
229 ◯総務部長(田浦晃幹君)
先ほどの人件費の計上分でございますが、7人分を計上させていただいております。
230
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
231 ◯18番(伊藤千代子君)
この衛生費の中で、非常に委託業者の割合が高いわけなんですけれども、職員が7名で業者に対するその補助金が非常に多額なんですが、先ほど243世帯とおっしゃいましたけれども、年額では、これは幾らの増になったのでしょうかということですね。
それから2点目に、先ほど4社に委託をしているというふうにおっしゃいましたけれども、4社の経営代表者はそれぞれどうなっていますか。
232
◯委員長(
谷口一成君)
宗課長。
233 ◯生活環境課長(宗 真司君)
まず、240世帯分の金額については後ほどお答えさせていただきたいと思いますけれども、各社の経営者につきましては、これも平成25年4月1日の情報でございますけれども、環境技研が西原三枝子様、それから糸島環境開発が松尾光展様、それから志摩環境開発が松尾光展様、二丈環境整備が脇山一春様でございます。
234
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
235 ◯18番(伊藤千代子君)
人口が減り、ごみが減量しているにもかかわらず、世帯数がふえることによって、1人、2人とか、そういう世帯数がふえることによって、ごみの収集運搬費だけは、いったら非常に増額をしていっているということなんですけれども、それで、今、経営者が3人になっていますよね。つまり2社は同じ方の経営になっていますが、その点について、例えば委託をするときに4つの会社に委託していますというと、市民の皆さんはそうかと思いますが、現実にはその中で2社は同じ人が経営しているということについては、市として、そういうことが問題にはなったことがないのか、また、検討はされたことないんでしょうか。来年度も同じような予算化をされているということについてです。
236
◯委員長(
谷口一成君)
宗課長。
237 ◯生活環境課長(宗 真司君)
まず、委託費が伸びておるという部分でございますけれども、ごみが減っているのに委託費は伸びておるという部分でございますけれども、ごみの収集運搬委託費につきましては、1世帯当たりの単価で契約をしておりまして、ごみが減ったから委託費が減るというものではございませんので、御理解のほうをよろしくお願いいたしたいと思っています。
それから、4業者の代表者が一部同じ方だということでおっしゃいますけれども、それぞれ別々に法人登記された会社でございますので、4社ということで把握しているところでございます。
238
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
239 ◯18番(伊藤千代子君)
その4社っておっしゃいますけど、経営者が同じということは、2つの会社で社長として、役員としての報酬をもらうことになるわけですよ。それは、ある意味では市民的な理解を得られにくいことではないかなと思うんですよね。ですから、私はそれをお聞きしたんです。
それから、例えば、世帯がふえるから人口やごみが減っても委託料がふえるのはしようがないというふうな立場を市がとっていらっしゃいますけど、他市などでは、やはり、ごみの分別をふやしたり、さまざまに工夫をしてごみを減らすことによって、このじん芥処理料を減らす努力をしているところが多いわけですけれども、そういう点では、来年度の予算の中で分別をもっとふやしていく中での減量化あたり等の検討はされたのかを伺います。
240
◯委員長(
谷口一成君)
宗課長。
241 ◯生活環境課長(宗 真司君)
確かに委員おっしゃいますように、ごみの減量というのは大切なことだと考えております。
それで、市では3Rの推進ということでごみの減量、再利用、再生利用ということを進めながら、ごみの減量に取り組んでおります。その部分についてはもちろん大切なことだと思って、継続して取り組んでおるところでございます。
242
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
243 ◯18番(伊藤千代子君)
わかりました。その件はまあいいでしょう。
先ほどの一般ごみの運搬委託に関してなんですけれども、先ほど4社についておっしゃいましたけれども、最低ここだけ聞いておきたいと思います。
この委託料というのは、例えば1社に2億円以上の委託をするということは大変なことなんですよね。ですから、その会社の中で、やはりきちんとした業務がされていなければならないわけなんですけれども、私がまずここで1つ伺いたいのは、いろんな方たち、ここを退職した方たちとか、いろんな方たちから話を聞く中で、委託業務をしている会社の中で、本来、公務労働ですから、市民からごみを集めるというのは公務員がするべき労働なんですけれども、それを委託してやっていると、だからこそ、きちんとした働く人に対しての賃金を保障しているわけなんですけれども、その中で、非常に今、契約社員とかが現場でふえてきているのではないかというふうなことを退職した方たちにお聞きするんですけれども、そういう点に関して、やはり働いている人たちの労働条件が悪くなると市民サービスは低下します。そういう点で、こういう委託業者の中での仕事について、きちんと市が把握をしているかという点を伺います。
244
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員に申し上げます。
発言が議題の範囲を超えておるようでございますので、超えないようにひとつよろしくお願いいたします。伊藤委員。
245 ◯18番(伊藤千代子君)
わかりました。じゃ、これは一般質問の中でいたします。
じゃ次、147ページに有価資源の回収活動の奨励補助金があります。これについては1,120万円出ていますよね。これについて、市として、この予算は私はとても大事な予算だと思うんですけれども、この予算で昨年、ごみの減量化について効果があったと、どのような分析をしてありますか。
246
◯委員長(
谷口一成君)
宗課長。
247 ◯生活環境課長(宗 真司君)
有価資源回収の関係の補助金の関係でございますけれども、平成24年度の実績といたしまして、市全体で2,728トンの資源回収等を行っていただいております。この中で、古紙の部分、市が補助している分が2,507トンということになっております。その効果でございますけれども、古紙の回収補助金が平成24年度で1,002万円でございますけれども、消費等を考えた上での分を差し引きますと557万円ほどの節減効果、市としての節減効果があったということで考えております。
248
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
249 ◯18番(伊藤千代子君)
私はもっともっとあったのじゃないかなというふうに思うから、お先に言ったんですけれども、それから今後、この有価資源の回収の補助金はもっともっと地域にふやしていただきたいというふうに思いますが、次に、149ページなんですけれども、ここは主にクリーンセンターの管理運営等が出ておりますが、特にこの中で一番大きな予算というと、ごみの焼却処理施設運転管理業務委託が1億9,000万円、これに関しまして、またその後のごみの焼却処理施設の改修工事1億6,000万円、この2点について御説明を願います。
250
◯委員長(
谷口一成君)
廣川環境施設課長。
251 ◯環境施設課長(廣川義彦君)
お答えをいたします。
ごみの処理施設の管理運営業務でございますけれども、これにつきましては、おっしゃるとおり、新日鉄関連の日鉄住金環境プラントソリューションズに契約を現在行っております。来年度につきましても、そういう予定でございます。
それから、委託人員は現在27名でございますけれども、来年度1名減らして26名にしたいというふうに考えております。
それから、工事関係でございますけれども、この改修工事でございますけれども、ごみ溶融処理施設の受け入れ供給設備、あるいは燃焼ガス冷却設備、溶融物の処理設備、用役及び雑設備などの各設備の部品交換、あるいは機器の分解整備を行うものでございます。そういうものでございます。
以上でございます。
252
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
253 ◯18番(伊藤千代子君)
これは、この前お尋ねしていた、今度中間処理施設の改修工事に21億円を使うわけですよね。それ以外に、これは定期的な工事として、それとは別に定期的に1億6,000万円使うというわけなんですけれども、これについて新日鉄からこの予算が、例えば21億円でも25億円というふうに新日鉄が言ってきたのを検討委員会でいろいろ、やっぱりそれを削減して21億円になったというふうにおっしゃっていましたけれども、今回のこの1億6,000万円でも非常に大きな金額ですよね。こういうものに対しては、新日鉄が例えば言ってきたとおりの額なんでしょうか。それとも、これは新日鉄がもっと高い額を言ってきたけれども、それを市のほうでやはり精査をして、こういう額に落としたのかという、この1億6,000万円も非常に大きいので伺いたいと思います。
254
◯委員長(
谷口一成君)
廣川課長。
255 ◯環境施設課長(廣川義彦君)
工事の積算につきましては、見積もりをいただいておりますけれども、まず、こちらのほうでそういったものの積算を行っております。これにつきましては、全国都市清掃会議が示しております廃棄物処理施設工事積算要領によりまして必要な経費を算出いたしまして、適正な工事費を設計しております。なお、契約は見積書を徴取し、業者等を決定し、随意契約をしたいというふうに考えております。
以上でございます。
256
◯委員長(
谷口一成君)
宗課長。
257 ◯生活環境課長(宗 真司君)
先ほど、ごみの収集運搬委託の関係で、世帯数増、243世帯ふえた分で幾らふえるかというお尋ねがございました。その分についてお答えしたいと思います。
243世帯ふえた部分で、年間で319万円がふえるということでございます。
258
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
259 ◯18番(伊藤千代子君)
では、最後に飛灰の資源化に対して委託が8,300万円出ていますよね。とにかく、非常にごみの関連は金額が大きくて、私たちなかなか先ほどの1億6,000万円でも妥当な金額なのか、専門的知識がなければ、議会でチェックすることも難しいような金額になっております。
この飛灰に関しましては、ダイオキシンの濃度はどの程度になっているのか、そして、1トン当たり幾らぐらいの処理費用になっているのかということを伺います。
260
◯委員長(
谷口一成君)
廣川課長。
261 ◯環境施設課長(廣川義彦君)
まず、ダイオキシンでございますけれども、飛灰中のダイオキシン濃度、これは平成25年度中に測定をいたしましたダイオキシン濃度でございます。1号炉のもので、1グラム中に0.41ナノグラムでございます。それから、2号炉で0.30ナノグラムでございます。これについては排出基準が3ナノグラムでございますので、約10分の1という低い濃度でございます。
それから、飛灰の資源化のトン当たりの経費でございますけれども、これは現在、灰を湿潤化いたしまして、アームロール車で運搬をしております。現在の契約金額がトン当たり4万5,675円でございます。これを乾いた状態で搬出するということで、ジェットパック車での運搬に変更しております。この部分が1トン当たり5万3,025円という金額でございます。この場合、ジェットパックにした場合のほうが単価は上がるわけでございますけれども、水を含まないで済むということで、その分量が減りますので、比較をいたしますと約540万円ほど減額になるというふうに見込んでおります。
以上でございます。
262
◯委員長(
谷口一成君)
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
263
◯委員長(
谷口一成君)
これで4款.衛生費を終わります。
執行部の交代がありますので、このまましばらくお待ちください。
〔部の入れかえ〕
264
◯委員長(
谷口一成君)
続けます。
続いて、152ページから154ページ、5款.労働費の説明を求めます。馬場経済振興部長。
265 ◯経済振興部長(馬場 貢君)
それでは、5款.労働費の御説明を申し上げます。
予算書につきましては、152ページから155ページまでとなります。
予算額につきましては、6,363万2,000円で、前年度対比3,530万5,000円の減額となります。減額の主な理由につきましては、前年度より国の緊急雇用創出対策に伴います緊急雇用関連事業費が減額になったことによるものでございます。
緊急雇用関連事業の概要といたしましては、前年度からの継続事業といたしまして企業支援型雇用創造事業が5事業、1,378万7,000円、新たな事業といたしまして地域人づくり事業が3事業、2,980万円を計上いたしております。
また、シルバー人材センター関係費につきましては、前年度と同程度の1,923万2,000円を計上いたしております。
説明については以上でございます。どうかよろしくお願いをいたします。
266
◯委員長(
谷口一成君)
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
267
◯委員長(
谷口一成君)
これで5款.労働費を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
なお、再開は午後1時といたします。
(午前11時42分 休憩)
(午後1時00分 再開)
268
◯委員長(
谷口一成君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
154ページから180ページ、6款.農林水産業費の説明を求めます。洞農林水産部長。
269 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
6款.農林水産業費でございます。154ページから181ページまででございまして、総額11億207万1,000円を計上いたしております。
まず、2款.農業費でございますが、161ページ、中山間地域農地が有する多面的機能の維持を図るための中山間地域等直接支払事業補助金3,300万円、163ページ、新規就農者への支援といたしまして青年就労給付金5,000万円、同じく163ページ、省力機械施設の整備を行う活力ある高収益型園芸産地育成事業補助金5,000万円等を計上いたしております。
次に、3款.林業費におきましては、173ページから175ページにかけまして、平成27年度完成を目指しております広域基幹林道開設事業7,007万円、175ページ、昨年10月にオープンしました糸島市「木の駅伊都山燦」を拠点とし、林業振興、森林保全に取り組みます森林再生プロジェクト事業1,897万8,000円、177ページ、森林環境の向上及び多面的機能を高める森林整備事業9,097万8,000円等を計上いたしております。
次に、4項.水産業費におきましては179ページ、漁獲拡大と魚介類の繁殖保護のために芥屋沖に鋼製魚礁を設置いたします水産生産基盤整備事業2,730万円、181ページ、藻場等の機能の維持回復を行います水産多面的機能発揮対策事業140万円、新規事業といたしまして、同ページでございますが、物揚げ場等のかさ上げを行い、高潮被害を軽減いたします加布里漁港整備事業7,400万円等を計上いたしております。よろしくお願いいたします。
270
◯委員長(
谷口一成君)
質疑に入ります。質疑ありませんか。柳委員。
271 ◯5番(柳 明夫君)
質問させていただきます。
私は6款2項の163ページですね。ここにバイオマス活用推進協議会委員報償費3万円の計上があるんですけれども、この点についてだけなんですが、この糸島市バイオマス活用推進計画という、私もちょっと読ませていただきました。これ大変立派なもので、私もずっと福岡市におりましたけれども、福岡市がこんな非常に詳細な計画というのは全然つくっていない、すばらしいものができているなというふうに感じているところなんですが、ここに推進協議会、実施体制ということで上げられているわけですけれども、ここには重点プロジェクトの推進部会が7つあるという計画ですね。それで、この推進協議会を中心に、これからこのバイオマス、平成33年度まで炭素換算でプラス4,017トン、1万2,036トンのバイオマスを利用するという、そういう目標値も掲げてあるわけです。
しかし、今回計上されているものがわずか──わずかと申しますか3万円と、これで7つのプロジェクトがあるような推進協議会の運営ができるのだろうかということなんですが、ちょっとそれをお尋ねしたいと思います。
272
◯委員長(
谷口一成君)
岩永農業振興課長。
273 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
お答えいたします。
おっしゃいますように、1回分の会議開催費用しか予算には計上しておりません。この協議会の内容といたしましては、利用拡大の進捗状況であったり、事業評価などを行っております。そもそもこの計画につきましては、市民協働で事業者は事業者で取り組んでいただく。その取り組みに対して市のほうが支援するという、こういう形で進めさせていただいております。
以上でございます。
274
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
275 ◯5番(柳 明夫君)
この推進協議会の委員、これは何名いらっしゃるのでしょうか。
276
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
277 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
15名でございます。
278
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
279 ◯5番(柳 明夫君)
15名で3万円ということは、1人2,000円の手当、報償ということですかね。
280
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
281 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
お一人2,000円(63ページで訂正)の報償費をお支払いしております。
282
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
283 ◯5番(柳 明夫君)
非常に安い報償費だと思います。それで、このような立派な計画を推進するということは、大変貴重な方々だと思うんですけれども、そうしますと、この1回の会合だけということで、7つの重点プロジェクトの会合というのは、ことしは予定されていないということになるんですけれども、この計画ができたのが平成24年3月ですね。平成24年3月にできたこの計画に基づく、この重点プロジェクトの会合というのは、これまで行われてきていないのでしょうか、いかがでしょうか。
284
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
285 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
まず1つ訂正をさせていただきます。
先ほど報償費2,000円と申し上げましたけど、5,000円の間違いでございます。申しわけございません。
支出をしておりますのは、九州大学の教授と職員、商工会、食品業者3名、NPO団体2名でございます。
286
◯委員長(
谷口一成君)
洞農林水産部長。
287 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
ただいま課長が答弁いたしましたように、九州大学とか、いろんな官以外の方、それ以外にも、県の普及センターの職員にも入っていただいたり、JAにも入っていただいたりしておりますので、それ以外の方は5,000円の報酬を支払っておるということでございます。
それと、もう1点、今御質問いただきました7つの重点プロジェクトについての会合はということでございますけれども、現在まで、平成24年3月に策定をしたわけでございますが、昨年度については、この計画に基づいたエコフィードについての九州大学と一緒に研究も進めておりました。
こういった重点プロジェクトについての実験結果といいますか、給与実験もしておりますので、えさとして実際に与えた実験もしておりますので、このあたりの報告が上がってきております。またエコフィードについては実現には至っていないという、こういった状況でございます。
以上です。
288
◯委員長(
谷口一成君)
柳委員。
289 ◯5番(柳 明夫君)
それでは最後に、平成24年3月にできまして、平成33年度までに先ほど申し上げた数値まで引き上げるという、そういう積極的な目標を掲げてあるわけなんですが、お話を聞く限りでは、どうも本当にそこまで行けるのかと、計画はすばらしいんですけれども、実際のその実行状況となりますと、非常におぼつかないような感じもいたしますけれども、今後の推進の計画というものについてお答えいただければと思います。これで最後にいたします。
290
◯委員長(
谷口一成君)
洞部長。
291 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
今後の推進でございますけれども、こちらのほうにいろいろなプロジェクトを上げております。例えば、昨年度から進めております森林再生プロジェクトによる間伐材を使ったエネルギーだとか、畜ふんについてもいろいろ研究を進めておりますので、この平成33年度の目標に向かって担当のほうとしては進めていきたいというふうに考えております。もちろん民間事業者の方も、この計画に基づいて実施をしていただけるもの、国においてもバイオマス産業都市構想なるものも方針を出されておりますので、これに基づいて進めていきたいというふうに考えております。
292
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
293 ◯18番(伊藤千代子君)
159ページをお願いします。
159ページ、農業振興促進協議会委員報償費というのがございます。この農業振興地域の促進協議会を開く目的、また審議すべき内容について伺います。
294
◯委員長(
谷口一成君)
岩永農業振興課長。
295 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
目的でございます。
長期にわたり農業振興を図るべき地域を明らかにいたしまして、その地域の整備を計画的、集中的に行うことで農業の健全発展を図るために、この協議会では農業振興地域整備計画の策定及び変更、同計画に基づく事業の実施を行っております。
296
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
297 ◯18番(伊藤千代子君)
現在、この委員長はどなたになっていらっしゃるでしょうか。
298
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
299 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
農業委員6名のうち、お一人に会長になっていただいております。
300
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
301 ◯18番(伊藤千代子君)
これは会議が何回分を予定してあるんでしょうか。また、平均的にというか、実績的には年間何件ぐらいの申請が上がってきているのでしょうか。
302
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
303 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
開催回数は3回を予定いたしております。
例年の実績から申し上げますと、除外が約30件、編入を約5件、用途区分の変更を10件ほど予定しております。
304
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
305 ◯18番(伊藤千代子君)
昨今の異常気象の中で、非常に農地の果たす役割は大きいんですけれども、今、糸島市における水田の総面積はどのようになっておりますか。
306
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
307 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
水田の経営面積で、平成25年度で申し上げますと、3,137ヘクタールでございます。
308
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
309 ◯18番(伊藤千代子君)
私ども一般市民が一つ心配するのは、そういう水田の耕作放棄地等のことなんですけれども、市として今、何%ぐらいの耕作放棄地を把握してありますか。
310
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員に申し上げます。
何か質疑が範囲を超えておりますので、注意してください。何かこの予算審議と関係ありますかね。伊藤委員。
311 ◯18番(伊藤千代子君)
来年度の予算の中で、そういう糸島市の環境保全のためにも、そういうことを把握して活動されるというふうに思ったので、御質疑をいたしております。
それでは、先ほどバイオマスのことについて御質疑がありました163ページのこの3万円について私もお尋ねしようと思っていたんですけれども、委員会の中での御説明では、畜産関係について大体畜産農家について非常に予算が137万8,000円と出ていますが、糸島市の畜産の総戸数は何戸あるのか、また、この予算は1戸当たりどれぐらいの予算を組んでいらっしゃるんでしょうか。
312
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
313 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
畜産農家数は79戸でございます。
314
◯委員長(
谷口一成君)
洞農林水産部長。
315 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
今年度の予算額が137万8,000円ということで、こちらについては説明はしたかと思いますけれども、県事業がまだ確定をしていなかった段階での予算編成となっております。6月補正の肉づけ予算のほうで畜産関係の事業をまた計上してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
それと、1戸当たりの費用というのも現段階で計算をしたほうがよろしいでしょうか。
316
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
317 ◯18番(伊藤千代子君)
では、6月で結構です。私が今、その畜産農家の戸数を聞いたのは、やはりバイオマスを積極的に進めているところは畜産農家の畜産廃棄物というか、そういうものを一緒にして資源化に努めているところがたくさんあるわけなんですけれども、糸島市において、この委員会の中にそういう方々も含まれてやっていらっしゃるのか。そして、横の連携をとって、やはりそういうバイオマスの推進を市として取り組んでいる中身をお願いします。
318
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
319 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
バイオマスの協議会には畜産農家さんは入っていらっしゃいませんけれども、JAから畜産担当の方が入っていらっしゃいます。県の普及センターも入っていただいております。
320
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
321 ◯18番(伊藤千代子君)
市として、例えば70戸もあるわけですから、もう80戸近くですよね。大体例えば年間にどの程度の畜産廃棄物が出て、それがどの程度糸島市の中で、現在は各畜産農家さんがそれぞれに努力してやっていらっしゃるんですけれども、現実にはどの程度の資源化を行っているとかいうような現状の把握はしていらっしゃるでしょうか。
322
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
323 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
例えば、家畜排せつ物で申し上げますと、平成24年3月現在では98%を堆肥化とかに取り組まれております。
324
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
325 ◯18番(伊藤千代子君)
1つ最後に確認しますけど、それは98%の農家さんがやっていらっしゃるのか、そうじゃなくて、98%のそういう畜産廃棄物の資源化が行われているというふうに理解していいんですかね。
326
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
327 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
先ほど申し上げましたのは、乳牛の農家さんを1つ例にとりました。量にいたしますと1,513トンでございます。
328
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
329 ◯18番(伊藤千代子君)
わかりました、ありがとうございます。
それから、171ページなんですけれども、農業用の道路維持管理費というのがあります。ここは、例えば原材料費として、ここに補修材料とかが載っていますよね、170万円とか。つまり、市が農業用の道路維持について、農道とか、そういうものも含めて、そういうものは市が管理をして、全て市の税金で行っているのか、それとも、やはりこれも受益者負担として農道等に関しても、市が農家から分担金を徴収するに充てるのかを伺いたいと思います。
330
◯委員長(
谷口一成君)
井上農林土木課長。
331 ◯農林土木課長(井上義浩君)
まず、分担金についてはいろんな方が通られますのでいただいておりません。それから、農道については通常維持管理というのは地元の方々で草刈りとか、砂利のならしとかをしていただいておりまして、この原材料はそういった砂利、あるいは生コン、それを支給しまして、地元のほうが生コンを打ったり、砂利をならしたり、そういうことをやっていただいております。
332
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
333 ◯18番(伊藤千代子君)
この砂利や生コンは、これは全額、材料費は出してあげているんですよね。
334
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
335 ◯農林土木課長(井上義浩君)
そのとおりです。
336
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
337 ◯18番(伊藤千代子君)
わかりました。
それから、173ページなんですけれども、非常に農業予算の中で毎年大きな金額を占めているのが、広域基幹林道の開設事業費です。今回7,000万円のこの事業費の起債は幾らになっていて、このために市が言うたら借金をしなきゃいけないわけなんですけれども、起債額はどうなっていて、それの償還はどうなるんでしょうか。
338
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
339 ◯農林土木課長(井上義浩君)
起債額につきましては10ページにございますが、道整備交付金の事業が2,790万円、それから、その下の地域活性化事業のほうが630万円となっております。
それから、返済期間というのは借り入れるとこによって期間も違うということのようです。
340
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
341 ◯18番(伊藤千代子君)
この広域基幹林道に関しては、もう進捗状況が94%というふうにおっしゃっていましたよね。私も雷山とか怡土のほうに用事があって行くというときに、基幹林道が開設した場合の産廃とか、残土についての心配というのは、やっぱりどうしてもあるわけなんですけど、これに対する対応は、この予算の中ではどのような対応になっているでしょうか。
342
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
343 ◯農林土木課長(井上義浩君)
まず、林道パトロールを週2回、回っておりますので、そのときに注意しながら見ておりますし、それから残土等も同じですが、あとは残土を林道沿いに持ってこられる場合、林道管理条例がございますので、その条例で規制をしておりますし、それから、保安林になるべく入れていただくような働きかけも地域にいたしております。
344
◯委員長(
谷口一成君)
伊藤委員。
345 ◯18番(伊藤千代子君)
この広域基幹林道は、非常に国、県の事業として、およそ100億円ぐらいの予算を投じてなさってきたわけなんですけれども、山の中にあるので、非常にちょっと大雨が降ったりすると崩れたりとかして、改修費に非常にお金がかかりますよね。今回、予算の中には、これは幾らになるかわからないので計上はしてありませんけれども、昨年の実績では、幾らかかったんでしょうか。
346
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
347 ◯農林土木課長(井上義浩君)
昨年からことしにかけての広域林道の災害復旧で、平成25年度分では3,500万円ほどが負担となっておりまして、それの補助は97%、国から補助をいただいております。
348
◯委員長(
谷口一成君)
ほかに。松月委員。
349 ◯9番(松月よし子君)
済みません。今、柳委員と伊藤委員がバイオマスについて質疑をされましたが、163ページ、バイオマス活用推進協議会委員報償費なんですけれども、1点だけお伺いいたします。
糸島市には、たくさんバイオマスが数あると思いますが、その中で今後、協議会の中で、そういうバイオマスの活用について絞り込みをされるのかどうか、そういう協議があるのかどうかをお伺いいたします。
350
◯委員長(
谷口一成君)
岩永農業振興課長。
351 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
先ほど部長も答弁いたしましたように、7つのプロジェクトに今後取り組むということで。(発言する者あり)
現在まだ絞り込みまでは行っておりません。
352
◯委員長(
谷口一成君)
洞農林水産部長。
353 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
バイオマス活用推進計画を平成24年3月に策定をしております。いろんな廃棄物系バイオマス、あるいは林地残材などの未利用バイオマスがございます。この計画書の中にうたっておりますので、可能性のあるものから順次取り組んでまいりたいというふうに考えております。
以上です。
354
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
355 ◯9番(松月よし子君)
糸島市にバイオマスの可能性ってたくさんあるので、その中で一つに特化して、その協議会の中で糸島市として進めていかれるのかどうかっていうところをお伺いしたいと思います。
356
◯委員長(
谷口一成君)
洞農林水産部長。
357 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
先ほども答弁したかと思いますけれども、今、森林再生プロジェクトもスタートしております。これらの間伐材の活用など、また糸島は県内でも一番畜産も盛んな地域でございますので、畜産のふん尿、これを活用したものを今後進めていく予定でございますけれども、これに特化したことだけ進めるのではなくて、この推進計画書に掲載をしておりますいろんなバイオマス、民間事業者での活用の計画もあれば、この協議会の中で議論をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
358
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
359 ◯9番(松月よし子君)
済みません、じゃ次に行きます。
さっきのバイオマスに関しては1点です。
次、3項の林業費、174ページ、2目.林業振興費です。森林病害虫防除事業費についてお伺いいたします。
害虫防除委託、松枝処理委託について伺います。
まず、害虫防除委託について、防除はどのように進められるか、年何回の防除なのかということも含めまして、委託先はどちらかということをお伺いいたします。
360
◯委員長(
谷口一成君)
井上農林土木課長。
361 ◯農林土木課長(井上義浩君)
この害虫防除委託につきましては、平成25年度につきましては2回行いましたが、現在、その薬剤をどういったものにするか、それから、その薬剤の残効期間を含めて何回できるかといったことを検討しております。1回もしくは2回を考えております。
それから、委託先は入札になりますので、現時点ではわかりません。
362
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
363 ◯9番(松月よし子君)
ありがとうございます。
次に、防除地の予定はどこなのか、それと面積等、それと松枯れした部分は除くのかなど、防除地選定基準についてどのように決定をされているか、お伺いいたします。
364
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
365 ◯農林土木課長(井上義浩君)
防除の対象地につきましては、高度公益機能森林という非常に公益性が高い松林、それから、それに準ずる地区保全森林、それらを対象にしておりまして、面積でいきますと約十三、四ヘクタールぐらいが対象でございまして、それから松枯れしたものはもう伐倒して処理いたしておりますので、薬剤の散布はいたしません。
366
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
367 ◯9番(松月よし子君)
平成25年度に比べてかなり予算が少ないようですけれども、どのような積算になっているか、お伺いいたします。
368
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
369 ◯農林土木課長(井上義浩君)
薬剤の散布につきましては、平成25年度の実績で予算を計上させていただいておりまして、それがこの525万円のうちの約280万円ぐらいです。それから、伐倒駆除につきましては、一昨年からことしにかけて、かなり減らせることができましたので、その状況に応じた数字として約120立米ぐらいの伐倒処理を経費として見込んでおります。
370
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
371 ◯9番(松月よし子君)
それでは、松枝処理について伺いますが、これ、委託先はどちらか。それと、今から処理委託をされるんですね。どういうふうな処理をなさるか、お伺いします。
372
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
373 ◯農林土木課長(井上義浩君)
松枝処理につきましては、前回の一般質問でもございましたが、アダプト制度を取り入れたいと考えておりまして、そのボランティアの団体等が松枝を拾っていただいて、一辺1メートルのフレコンパックという袋に入れて、道がかりがいいところに集めていただくようにしております。それを回収してクリーンセンター、もしくは伊都山燦に運んでいただく業務を委託する予定でございます。委託先はまだ決めておりません。
374
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
375 ◯9番(松月よし子君)
済みません、その伊都山燦に運び込んで、じゃもうその処理はそこで一応終わったという形ということになるんですか。
376
◯委員長(
谷口一成君)
井上課長。
377 ◯農林土木課長(井上義浩君)
伊都山燦の場合は、バイオマス発電の燃料として使われる予定でございますので、伊都山燦に運びますと、それをチップ化して、燃料として再利用されるということになります。
378
◯委員長(
谷口一成君)
松月委員。
379 ◯9番(松月よし子君)
終わります。
380
◯委員長(
谷口一成君)
高橋委員。
381 ◯3番(高橋徹郎君)
6款2項5目.畜産業費についてお伺いします。
ただいま豚コレラが非常にはやってきておるんですけれども、豚コレラが入ってこないようにするための消毒薬の予算というのは、ここに見受けられるんでしょうか。
382
◯委員長(
谷口一成君)
岩永農業振興課長。
383 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
先ほどの御質問は豚流行性下痢という、PEDということでよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
その予算につきましては、現在、特にその予算はございませんけれども、糸島家畜防疫対策協議会という5万8,000円の負担金を支出しております。この中で、これは普及指導センターとか、糸島市とか、獣医師会、JAで構成されておりますけれども、この中の予算で車両とか履物の消毒を徹底するため、それとか踏み込み槽用の消毒剤とか消石灰あたりを購入して、農家にもう既に配付をしております。
以上でございます。
384
◯委員長(
谷口一成君)
高橋委員。
385 ◯3番(高橋徹郎君)
今からまたこれが福岡県内に入ってきたようなときに、糸島市として消毒薬、その石灰などを購入して畜産業者さんに配るとか、いろんなところで消毒薬を設置するということはありますか。
386
◯委員長(
谷口一成君)
岩永課長。
387 ◯農業振興課長(岩永剛彦君)
先日、先ほど申しました家畜防疫対策協議会の協議会がございまして、別に糸島農業経営企画会議という会議がございます。JAさんと県の普及指導センターと市で構成しておりますけれども、この中に基金が少しございます。それをまず活用いたしまして、この消毒剤あたりの配付にかえたいと思っております。それでも足らないようであれば、畜産農家に少し、その部会の予算で対応して、それでも足りないときは予備費等をお願いすることになるかと思います。
以上でございます。
388
◯委員長(
谷口一成君)
ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
389
◯委員長(
谷口一成君)
これで6款.農林水産業費を終わります。
お諮りします。本日はこれにて散会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
390
◯委員長(
谷口一成君)
異議なしと認めます。
よって、本日はこれにて散会いたします。
(午後1時32分 散会)
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